【届けられない想い、この島で待っております】香川県粟島の「漂流郵便局」で手紙を読みに行く旅に出かけてみませんか。

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毎月第二第四土曜日の昼過ぎ3時間しか開局しない郵便局があるのをご存知ですか?

その郵便局は「届かない手紙」を預かってくれます。

 

こんにちは、やかずです。

国内旅で、どこか定番観光地っぽくない、素敵な場所や経験をちょっとでもしてみようかな。と考えている方はいらっしゃいますか。

今回僕から、香川県粟島の「漂流郵便局」を紹介させてください。

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【漂流郵便局とは】

香川県、瀬戸内海に浮かぶ「粟島」という小さな離島にある

郵便局と名をうったアートミュージアムのような施設です(実際の郵便業務は行っておりません)

局内には「届けられない想い」の詰まった手紙が各地から送られ、たくさんのブリキ箱の中に預けられております。それを手に取って閲覧できる施設です。

もちろん漂流郵便局に想いを綴った手紙を今から出すこともできます。

 

 

 

 

 1枚1枚の手紙は局内のどこにあるか分からない。偶然に想いを馳せよう】

局内の手紙は自由閲覧で「どこに戻すか」も来局者の自由なため、目的とする手紙を探し出せるかもわかりません(だから「漂流」郵便局なのです)

 

つまり、漂流郵便局を訪れる=あなた自身が偶然手に取った手紙に想いを馳せることができる。そんな素敵な旅になり得るのです。

 

 

僕も2017年の冬に訪れました。

その際、偶然僕が手に取った手紙をご紹介します。

(※個人情報等が特定できないよう大幅に修正編集してあります)

 

たとえば、未来の自分へ

いま、ぼくはなにをしているでしょう。

麻すい科医で、人の命を助けているでしょう。

 

ぼくは人の命を助けたいです。そしてみんなに喜んでもらいたいです。

今からたくさん勉強して大学へいきたいです。そしてたくさんのかん者さんを助けたいです。

 

失敗しないように勉強して一流の麻すい科医になりたいです。また未来であいましょう。

 

 

10年後のわたしへ

今年3月、病が発覚し、4月から毎月その病と闘っています。

毎月の治療をする度「毎月闘って、ずっと毎月勝ち続けられるんだろうか。元気になれるんだろうか」と不安だらけ。

(中略)

「10年再発しないなら大丈夫」と担当のお医者さんは言ってくださるが、わたしは元気でいられるだろうか。

初孫も10歳、そしてそのころ新しい孫は何人いるだろうか。娘は結婚して幸せだろうか。

今は家族にこんな病気の心配ばかりさせて、いいお母さんじゃありません。

家族にどうしても恩返しがしたいから、

10年後の私、どうか健康でいてください。

 

 

たとえば、大切な人へ

私が片思いしていた〇〇くんへ

 

高校の時、私は〇〇君が大好きでずっと追いかけてましたね。今思うと恥ずかしいことばかりして自分でも「オイオイ」ってかんじです。30歳の今どうしているだろう。顔もうっすらとしか思い出せなくなってしまったけど、彼女のこと忘れらない君を私、許せなくてごめんね。あの時傷ついた私ももう許すよ。

(中略)

元気だったらいいね。本当に、奇跡でまたあえたらすごいね!

そうであっても、そうでなくても大切な人だから、ちゃんといきててね。

 

 

たとえば、人以外へ

買えなかった傘へ

もうすぐ梅雨の時期ですね。あなたとの出会いを求めて、〇〇街の〇〇(百貨店)へ行きましたが、お互いのフィーリングが合わず、今回は巡り合えませんでした。〇〇地方が梅雨入りする前に、あなたを見つけてみせます。どうか待っていてください。

 

 

 

 ここでは載せられないような

悲しい想いの詰まった手紙(大体が先立たれた大切な人宛)も多く届いており、涙なしには読んでいられませんでした。

じっさい水滴がにじんでいた手紙も多数ありました。

 

 

また実際に届けたい相手に届かない(いろんな意味で「見られない」)ケースが多いからか、

自分の想いに率直な言葉で書き綴られている手紙がほとんどでした。

 

 

 

誰が差し出したのか、送りたかった「その人」は誰だったのか、僕にはわかりません。

ただ、いえるのは誰かの中にその「想い」が確実にあるということ。

その「想い」はこの郵便局で今日も漂流し続けているということ………….

 

国内にありながら足を運ぶハードルはかなり高め(開局が月に2回とアクセス)ですが、

みなさんも是非。

 

 

アクセス:JR予讃線詫間駅からバスで約20分、須田港から定期船で粟島へ

開館日:毎月第二第四土曜日13:00~16:00のみ

質問は漂流郵便局では受け付けてなく、三豊市産業政策課までとのことです。(僕も当初、開局予定日を政策課に電話で確認しました)

 

 

 

【歩き旅って実際何が必要?】東京〜四国700km徒歩で制覇した者が教えます「〇〇の時に必要でなかったものは必要ありません」(一応5選)

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どうも!

タイトルの通り

東京〜四国700km徒歩で制覇した。やかずです(←ネット上なら石投げても芸人並みに「痛い!リアクション」しますwリアルはやめてね)

 

みなさんは「旅」をしたことがありますか?

彼氏彼女や友達と観光地に行って、名所や名物の食べ物をインスタにあげるのは

「観光」であって「旅」とは異なる気がします。個人的な見解。

 

中でも「歩き旅」となると「観光」とは持ち物もちがうのではないか。

でもあれもこれも必要かも。と持っていくと、歩くとき重いし邪魔になるし………

 

じゃあ何が必要なの?

 

 

 

[:いやいや極論必要なものなんて...............!]

 

 

……….逆説的ですが、

僕が700km歩いて、ものに対する感想は

 

 

 

 

 

雨の時に必要なかったものは使わなかったな。

 

 

 

です!

 

 

そう!ほとんどものは必要ありません!!

 

 

とはいえ、やり方としては

1泊:1時間以内

日帰り:20分以内

に用意ができる程度の荷物をとりあえず持っていってそこから減らしていく。

こんな方法で

「ものの必要のなさ」を実感する

やり方が理想なのではないでしょうか。

準備に時間とエネルギーをかけると、どんどん「腰が重く」なりますしね。

(日本にはたいていコンビニと100均とドラッグストアがある!大丈夫!)

 

 

[それでもスムーズに「必要なもの」を探す参考として5選:]

 以下は僕が歩き旅の道中で実感した。

「僕の」必要だったもの5選です。一応参考までに。

 

 

1、500円玉3枚(財布とは別にポケットに)

僕がこれを推奨するのは

雨の日に財布を取り出して札を出す

という行為がいかにわずらわしいことか実感したからです。

雨でぬれたお札は電車の券売機、自販機といった「機械」が読み取ってくれないことが結構あります。

歩き旅で欠かせないのは水分ですが、「1500円もある」と思いながら自販機でポケットからスムーズに買えるかどうかは「イライラするかしないか」の要素だと感じました。

 

 

2、スマホと防水ケース

雨の日にはもちろんなのですが、歩いていると「外のホコリっぽいもの」でスマホがザラザラすることがたまにあります。

海岸沿いの砂浜とか、工事中で乾燥土いっぱいの道路歩くときとか。

まったくかさばらないのでおススメですよ!

 

 

3、キャップ

雨の時に自分の顔が濡れる不快感は歩く気を萎えさせます。キャップのつばはある程度顔にかかるの防いでくれますよ。

晴れの日でも眩しいかどうかで歩くパフォーマンスは変わってきます。

後ろの調整ベルトがアジャスタータイプだと、使わないときリュックのベルトに簡単に括り付けられてグッドです。

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4、マスク

帰りの電車で寝る際にヨダレを内側で食い止める空調や乾燥でのどをやられないため

というのもあるのですが、

それ以上に役立つんですよ

夏の日の

酪農場の牛たちにww朝のゴミ収集車とバッタリ会った時にwww

マスクがどう役立ったのか、ご想像におまかせしますww

もちろん風邪予防の本来の目的に加え。キャップ同様、雨天時の自分の顔が濡れない一助にも。

 

5、タオル

マフラータイプのものを「汚してもいいもの」「清潔に保つもの」

で2枚あるといいです。

首筋にペットボトルの水を含ませてマフラーみたいに巻けば、気化熱で首回り熱中症対策になるし、日焼け防止にもなります。

(太陽って熱いだけでなく「体のエネルギー」奪われるんですよ。ホントに。)

冬場はマフラーの役目も一応(ネックウォーマーのほうが当然いいですが)

雨の日に必要なのは言うまでもないですね。

 

 

 

あっ!あと、5選にはあげませんでしたが

靴は消耗品だと思ってください。

ランニングができるシューズをどんどん履きつぶしましょう!ABCマートの安いやつで充分。僕は6足履きつぶしましたw

 

歩き旅(もしくは歩くことが多い旅行)の際是非参考になさってください。

では!

 

【あなたも思い出してみよう!】子供の頃、楽しかったことが今後の自分をサポートする!僕は山手線模型をそろえる小学生時代のワクワクを忘れたくない

 

どうも!

三つ子の魂百までと、26まで三つ子で来てしまった、やかずですwwwww

みなさんは今おいくつですか?

僕と同年代20代中盤くらいの方は、特に

 

・やりたいことがわからなくなりつつある。

 

・それどころか、やりたくないことをあくせくやってたら1日が、1週間が、1年がたってしまった。

 

・やりたいことや今後のことについて、どう向き合えばいいのかわからない。

といったケースが多いのではないでしょうか。

 

そこで

僕が今回おススメしたいのが

 

子供の頃楽しかったことを、今思い出してみよう!

 

です。

 

おすすめする理由としては無論、 やりたいことや、これからの自分を見つめなおすきっかけになりうるから。なのですが、

とくに、子供時代に限定した理由として

 

・一般常識や、誰かに「やってみたら」と他人に介在されたものではないから

 

・子供のころから「何かを得るには」「何かを失う」経験をしているから。

 

・純粋にやりたかったことを思い出すことで、今後の自分に当てはめられるから。  

が挙げられます。

 

 

以下は 小学生時代、

鉄道模型の山手線11両を、1両ずつ買い集めて行き、3年と3万円(←当時は超大金)を費やして得れた僕の感動を例にお話しますが

 

みなさんも、子供の頃の自分を振り返って当てはめてみてくださいね。

 

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 一般常識や、誰かに「やってみたら」と他人に介在されたものではない

 

僕は子供のときから 「子供向け」につくられた鉄道のおもちゃに興味がなく、

リアルに作られた鉄道模型に全エネルギー(と財産)が注がれていました。

 

「精工に手間暇かけて作られているんだから、高くて当然だ」と6歳の少年やかずは言ったとか言わなかったとかw(母談)

ホビーセンターカトー(鉄道模型ファンには聖地みたいな店)にしか売っていない行先表示シールを求め、バスを乗り継いだことも、

貼り付けが上手くいかないとくれば、横浜の模型好きの「大人の人」に相談手伝ってもらったことも…………….

 

→世間の「こどもはプラレールで楽しむべき」のような「一般常識(?)」をかえりみず、「これを楽しみなさい」と与えられたものでないことに、 全エネルギーを注いで楽しんでたことを「やりたいこと」といわず、なんと言いましょうwwww

 

 

 

 

子供のころから 「何かを得るには」「何かを失う」経験をしている。

鉄道模型は1編成買うのに大体2万円かかります。もちろん車両だけでなく、線路、走らせるコントローラー、駅ホームや踏切などの「演出(ジオラマ)」諸々そろえたら5万円以上は見ておく必要があります。

小学生にとってそれは「年収(お年玉や誕生日、お小遣い)を全部費やしても足りない」額です。

ですので僕は

任天堂64や遊戯王カードのような「クラスのみんなが持っているもの、欲しがるもの」に ほとんどお金(お小遣いやお年玉)は使いませんでした

(おかげで「スマブラ」は地元「最弱」伝説もってますww)

 

みなさんも例えば、「サッカーしか頭になかったから、休みの日両親にどこか連れてってもらった記憶ないな」のような経験ありませんか?

意識的にも無意識的にも「何かを失ってもやっていたこと」は子供も大人も、同じだと僕は思っています。

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今後の自分に当てはめられる

このように 思い出していく過程の中で、

不思議なことに、コンプリートしてからは山手線模型にもその情報にも以前ほど興味を示さない自分がいたことも思い出したのです。 そして!!!

気づくことができたのが、

僕は「集めよう、達成しようと思ったとき」「そのたどり着いた瞬間」より

「達成するまでのストーリー」がとてつもなく楽しく感じる人間なんだな。ということでした。

残りの20代もこの公式(?)にあてはめて、今後を考えられるようになりました。

 

そう!!!!!!

子供の頃、楽しかったことが今後の自分をサポートするようになったのです。

 

………… と、いうことで

「子供のとき、何にワクワクしてたっけ?」と頭をめぐらすことは、

やりたいこと、人生を楽しむことに近づける1つの手段になると僕は考えています。

お金も時間も労力もほとんどかけずに(お金に関しては一切かけずに)友達も誘うことなく、どこでもできますしね。

 

 

もう一度おうかがいします。

あなたの人生で少年時代、少女時代に嬉しかったこと、楽しかったことは何ですか?

 

問うてみましょう。今回は必ず答えがあります。

なんてったって答えるのは昔の自分なのですから。

 

では!!!

【ゆるくでも行動しよう!】学生時代に戻りたい社会人必見!「学生より社会人の方が楽しい」びーやまこと山火武さんにインタビューしてきた

 

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こんにちは。学生時代より、社会人の現在の方が充実していると言い切れる。やかずです(写真右。パンケーキ食いかけwwww)

 

突然ですが、

「学生時代に戻りたい」と思って、社会人ライフを楽しめない経験ありませんか?

僕の周りには、そう愚痴る同年代(20代)と「いや社会人楽しいっしょ!」と充実した日々を送る同年代

。両方います。

当たり前ですが、「今が楽しい」方が100万倍いいですよね(≧▽≦)

 

 

 

そこで!「学生より社会人の方が楽しい」と発信したことがあり、

僕がお世話になっているFacebook上のオンラインサロン「ヤるサロン」のメンバーでもある、

びーやまさんこと、山火武さんにインタビューさせていただきました。

  

 

[:びーやまさんとは]

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 ☆びーやま:本名、山火武(やまびたける)さん

☆1989.12.3生(やかずの2つ上)

☆偏差値37の高校時代から早稲田大学に逆転合格した「リアルビリギャル」

☆ハーレー乗り回す文句なしのイケメン

☆早稲田在学中に中国で起業に挑戦したチャレンジャー

講師とその取締役、起業家

☆上記「ヤるサロン」の運営者である、るってぃさんの「写真集」を一瞬で作ってしまうカリスマ←僕も写真集持っていますw

☆インタビュー時、2か月ぶり再会のやかずに、にこやかに接してくれる優しいお兄さんw

 

[:社会人から見た学生と、学生から見た社会人]

 

 

今回のインタビューは「学生より社会人の方が楽しい2人」というコンセプトで進めていきたいのですが、

びーやまさん自身「学生時代のほうがよかったな」と思う点はありますか?

 

 

学生時代というのは(大学を例にすると)「4年間の猶予」を「学生でいられる身分保障つき」で貰って、その期間は好きなことができます

対して社会人というのは結果や責任が基本求められますよね。時間を切り売りしているし。

そこが学生との違いかなと。

ただ僕の場合は学生時代の方が忙しかったです。学費も自分で働いて出してましたし、

そのかわり好きなことを思う存分してましたけど。

 

 

学生の時から「社会人の方が楽しんだろうな」と思ってましたか?

 

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いや、思ってなかったですね。

学生時代、社会人の先輩がつらいつらい言うのを聞いて「社会人ってやっぱり大変なんだろうな〜」って思ってました。

 

こう見えて僕はビビりで安定志向なので、

学生最初のころは、社会人になったら、大企業に入社して結婚して家庭もって…..のストーリーを当初望んでいたんです。

 

でも倒産する可能性や、会社は順調でも自分自身が鬱になって働けなくなる可能性だってあるし、

マルチインカム(「複」業)で色々な所から収入持ってもっていた方が安定するな。と思って、自分にスキルをつけようと試行錯誤し今日に至ります。

 

これはいきなり思いついたのではなく、

元々、安定している大企業に入りたく「就職活動のネタづくり」のために起業をしました。

それがやってくうちに「起業の方が自分に合ってんじゃね?」と思い始めて、大学も中退して海外で事業を始めました。

この時からだんだん働く社会人って楽しいかも。と思い始めてきた気がします。

 

 

 

 

[:働き方が画一的な日本。社会人を楽しめない原因?]

 

 

 

「(学生の本業である)学業」を当時から「つまらない」と言いながら、「学生ライフ」を「楽しんでいた」人が大半だった中、

社会人になった途端、「(社会人の本業である)仕事」がつらいからと言って、 (学生時代の法則を応用できずに)「社会人ライフ」を「楽しめない」根本には何があると感じますか?

 

 

日本の企業の働き方が、悪い意味で画一的なのに問題があるのでは。と感じます。

「上司のいうことは絶対」「休みが1週間取れれば奇跡」みたいのが日本の企業全体を見渡した時にはびこっていて、

自由でいられる学生時代の次のステップで、いきなりそんなステージに「強制参加」されれば、楽しむなんてマインドでは過ごせないのも無理ないかなと

 

もう1つ、「サラリーマンを選ぶ」というのは、やりたいことが見つからず「卒業したから働かなきゃ」という、あきらめの考えで、今日食っていく(ライスワーク)のために、「いやいや選んだ」ケースが多いのも根本にはあるのでは。とも感じます。

 

 

 

日本全体がそんな風潮にありますよね。

f:id:yakazu1991:20171006223830j:plain(俺、インタビューさせてもらう態度じゃないなwwww猛反省wwwww)

 

 

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僕のアンテナで海外を見ていると、

高校を卒業して「やりたいことを見つける(大学の学部や専門分野)モラトリアム」が設けられている例があります。

やりたいことを見極めてから大学に入るシステムが確立されている感じ。

 

日本は高校卒業したらすぐ大学(受験)という流れが「終わっているな」と思います。

 

しかも、その「正規のレール」を外れると「自分失敗した。なんなんだろう….」「周りからも笑われているな」「ドロップアウトだ」というアイデンティティの崩壊になりがち。

多様化する価値観のなかで「そのレールに乗れなかった人」がどんどん増えていくのに

その唯一しかないレールの流れや価値観は、どこかで崩壊させないといけないな。と考えてます。

 

 

[:ドロップアウトした人を冷ややかな目で見たり、失敗(?)した人にやさしくない日本]

 

f:id:yakazu1991:20171006222559j:plainびーやまさんは大学受験の予備校講師をしてらっしゃいますが、びーやまさん自身の考えは結構真逆ですねww

 

僕は大学受験指導をしていますが、

「受かる」より「受からなない、受かりそうにない」ケースがはるかに多い世界で

「受かる」ことを「唯一の希望」と思いがちな日本の若者に対しての示し方や、正規のレール以外を提供できない日本社会ってどうなんだろう?と思わずにはいられません。

 

本当に頑張っている生徒が悲しい思いをしている例を何度も目の当たりにしているので。

受験なんかしなくても、人間最後は希望さえあれば生きていけると思っていて、

他の価値観も見出さなきゃいけないな、僕自身がたくさんある他の道も示せたらいいな。という考え方です。

「受験以外の世界をみせる」ことも促進したい。例えば高校時代から留学必須にしてみるとか。

 

[:かっこいい大人と社会人]

 

 

本心でかっこいいと思います。

少しずれますが、千春さん(同じヤるサロンの仲間)からの質問も事前にいただきました。

びーやまさんから見たかっこいい大人ってどういう人ですか?

 

具体的な人だと本田直之さんとかですね。

個人で「やりたい」と思ったことをすぐ実行できちゃう人。できる環境を自ら作ってしまう人。

身近な例でいうと、我らヤるサロンのるってぃさんも近いかもw

どんなエリートな組織にいても、組織である以上「自分が個人でやりたい」ことはたいてい動けないので。

やりたいことどんどんやれちゃう人、かっこいい大人だなと思います。

 

 

 

無意識に本田さんの影響があるみたいですね。僕はびーやまさんがかっこいい大人だと思ってます(笑)

まとめというか、ザックリしすぎな質問ですが、

なんでびーやまさんは社会人を楽しめていると思いますか?

 

逆にやかずさんに聞きたいですけど、自由に色々できているのって、実は学生より社会人じゃないですか?

お金が増えることで(経済力が付いてきて)やりたいこと、できることがじわじわ増えてく感覚。

これが僕とやかずさんが「社会人楽しいじゃん」の根本にある共通点だと思いますね。

(しびれるくらい共感、納得wwwww)

 

もう1つ、実は海外で起業していた際に「仕事を続けるか」「日本に帰るか」を迫られた経験があって

「最後大切なのは、家族や自分の周りの大切な人。それは仕事よりも優先する。」という考えに至りました。

「日本にいったん帰る決断」をして以降、本心でそう決めているから、僕は社会人を楽しめているとも思っています。

 

[:ゆるくでも行動しよう]

 

 

 

最後に「学生時代に戻りたい」と今の生活を楽しめていない同年代に、アドバイスをお願いします。

 

 

「自分が本当にやりたいこと」が見つかっていないので、モラトリアムに戻りたいのではないかと僕は分析しています。

やりたいことがたとえ見つからなかったとしても、大学時代にそれを見つける努力をした人は、社会人になってからも自分で目標を設定して動いていくことができます。

 

僕のブログのタイトル「ゆるくいこう」ではありませんが、

時間かかっても「自分が本当にやりたいこと」を見つける為に努力して、やりたいことが見つかったらそれに向かって「ゆるくでも少しずつ行動し続けること」は人生を長く楽しむコツなんじゃないかなと思っています。

 

もう1つ、

楽しめていないことを何かのせいにはしないでほしいかな。進まないから。

何かのせいにしない人は、自分から行動できるから、変われるし楽しめると思うんですよね。

 

(やかずにあらためて目を合わせて)一緒に走りましょう!

 

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結論:びーやまさん、、、、ま・じ・で!!!!クソかっこいいいいいいいいい☆

 

打ち合わせの段階で知ったのですが

お互いカフェ巡りが大好きなメルヘン男子ということが判明しましたwww

また近いうちびーやまさんのかっこよさを盗むべく、遊びに誘う企画中ですw

 

 

 

こんな方と残りの20代駆け抜けていけたらいいな。と思ったインタビューでした。

では、

 

ビバ☆ジャーニー☆(←びーやまブログのパクリwww)

 

 

【土日が憂鬱な会社員に読んでほしい】千葉いすみ市コワーキングスペースhinodeで新たなコミュニティを作ろう

 

こんにちは!会社員3年目をとりあえず楽しんでいる、やかずです。

 

皆さんは会社が休みの土日、楽しんでいますか?

僕の 周り(特に同級生)は

せっかくの土日も「憂鬱だー」と嘆くのがほとんどです。

 

これ、おかしくないですか?

 

たしかに日曜夜に「仕事嫌だー」でサザエさん症候群になるのは分かります。

でも、そんな人は「土日を楽しむために」仕事をするわけでしょ。

その土日が憂鬱なら、文字通り「毎日が憂鬱」じゃないですか!!!

 

 

そして僕は、この土日が憂鬱の原因が、単に「仕事が嫌だから」だけではないと思っているのです

 

 

 

 

原因の1つに、居場所(コミュニティ)が限られている。ことがあげられるのではないでしょうか。

 

 

 

平日はいわゆる、家と会社の往復で、

休日は1人か、いつものメンバー

(かつての同級生、地元の友達、彼氏彼女)

社会人って、自分が思っている以上に、コミュニティが限られているんですよね。

そこは自分で切り開いていくしかないのかと思われます。

 

 

解決法として

会社と、いつもいるメンツ以外のコミュニティつくる。という方法があります。

というより、つくってみませんか?あらたなコミュニティ。

 

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【激混みの観光地はもうヤダ!というあなた必見】休日も空いている!?ガイドブックに載ってない東京近郊の鉄道とカフェ5選


どうも!旅大好き、やかずです( ^ω^ )
僕は18カ月連続で鎌倉にお邪魔している
鎌倉大好き都民なのですが、
その度思うこと


江ノ電混みすぎ!!!!!!入場規制しているし、ビックサンダーか!!最近の鎌倉移動は健康も兼ねてひたすら走り移動ですw

 

 

[:観光地、混むよねw(;・∀・)]

 
鎌倉に限らず、観光地でこんな経験ありませんか?

彼氏彼女や友達同士で、るるぶ、ことりっぷ見ながら
「ここいいね!かわいい!行きたいね!」
「この電車、イベントもやってて景色いいってさ~」
と和気あいあいで現地に行ったら
・どこも行列、人わちゃわちゃ^_^;
・イベント列車、満員で、スマホのシャッター音とガヤガヤ声、
自分たちもSNS用の同じような写真とるためだけにあくせく。
旅を味わっている感あるの??

ってか、それだけで疲れちゃうし、こないだのディズニーもこんな感じじゃなかった??

……………みたいな経験。


[:ガイドブック見た人が集中、なら載ってない場所へ]

 
 分かりきった原因ですが、
るるぶやことりっぷのようなガイドブックに載るところが、いわゆる「有名スポット」
その情報ありきで皆現地行動しているわけですから、自分達を含めた観光客が集中します。
モンサンミッシェルで日本語が飛び交うのといっしょ。
※あっ、僕はモンサンもことりっぷも好きですよw


だったら、
観光ガイドブックに載ってない場所で
混雑も比較的なく、まったり休日を過ごせたら
上記の悩みとは、とりあえずおさらば。
さらに言えば「ふらっと1人旅」でも全然浮かない!
でも、そんな場所、どうやって探そう?…………


 

[:東京近郊の鉄道とカフェ5選]

 



おまかせください!!!
・東京近郊で乗ったことない路線ほぼない(=少しあるw)
・2年で100件以上のカフェを巡った
ワタクシ、やかずが、
ガイドブックに載ってない
「旅」感が味わえる東京近郊の鉄道とカフェ5選(もちろんすべて実際に足を運びました)
お教えします!!


※いわゆる観光地でないので、
イベント要素はありません、自分でプチイベントにしちゃおうよ!スタンスです。
でもそんな休日も、違った空気感を味わえる経験になるかもしれませんよ。




[:①東武東上線(1オシ車窓:武蔵嵐山~小川町)]

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通勤電車のイメージもある東上線ですが、池袋から急行で約40分
ちょうど電車が空き始める、川越や坂戸を過ぎたあたりから、
左手に秩父の山々が見渡せます。



川越よりかなり手前ですが、鶴瀬駅からバスに揺られて
「OIMO cafe」
とにかくソファーが心地よい、さつま芋スイーツが売りのほっこりできるカフェですよ( *´艸`)

 

 

[:②八高線(1オシ車窓:越生~明覚)]

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都心から無理なく行ける非観光タイプ(?)のローカル線は、八高線がグッドでしょう。
かわいいロッジ風駅舎の明覚駅。何度か訪れているのですが、10人以上駅に人がいたことを見たことがありませんw
ただし、八高線は本数がメチャ少ないので注意。

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明覚駅からすぐの「古民家カフェ枇杏」
靴を脱いで縁側席へ。天井も高く解放感あります。
100件以上カフェを巡った僕が、間違いなくトップ10に入れるカフェです。ぜひ☆

 

[:③東海道線(1オシ車窓:茅ヶ崎~平塚)]


乗客数の多い東海道線ですが、なんせ15両!座れるトコ見つけましょうw(←無責任)
ちょっと贅沢をして2階席グリーン車を堪能するのもいとをかし。
また都内から離れてしまいますが
小田原の街や海は、関東近郊トップレベルの情景だと思います。(将来住みたい)

大磯駅から少し歩いた「日々食堂」
NHK「ふるカフェ系ハルさんの休日」でも紹介され、おススメ(僕もリピーターです)

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[:④京浜急行線(1オシ車窓:県立大学~堀之内)]


金沢八景を過ぎてから三浦半島をくねくね走る京急に旅情をかられましょう。その分トンネルも多いですが….
堀之内駅のホームから遠くに横須賀の海が垣間見えます。
写真だとうまく映らないので、実際の目で感じていただくのがよいかなと。


馬堀海岸駅からバスで行く「かねよ食堂」もなかなかでした( ^ω^ )

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[:⑤中央本線(1オシ車窓:鳥沢~猿橋)]

 

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都内の方がイメージする「オレンジ色の中央線」でなく
基本高尾から先を走る、水色っぽい「中央本線」です。(写真の中央本線は違いますが)

車窓を眺めながら
「change the world」「hello goodbye」を聴きましょうwwwww

大月駅目の前「Times Cafe」日曜日休業なのが玉に傷ですが、ケーキの美味しいこと!
他に山梨にはおススメしたいカフェ、まだまだあります!随時紹介しますね!




いかがでしたか?

「いつも同じ人と同じようなことをするのに、場所だけ毎回違う。みたいな方に特におすすめしたいです。
何ならスマホも家に置いてっちゃいましょう!!彼氏彼女に提案するのもあり?
(僕も5000円札だけポケットに入れて、スマホと時計をわざと持っていかないことあります。)





そこでなにする?
「なんにもしない」をしよう!
そんな休日も、いいものですよ(^^)/

では!!

【プロフィール】あの日僕は足が動かなかった。だから700km歩いた。

 

簡単なプロフィール

 

 

やかず

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1991年2月20日生まれ(26歳)B型

 

生まれも育ちも現在も東京都

 

出身大学:日本でも規模が大きい大学

 

大学時代から公務員試験を受験するも、あと1歩のところで採用漏れ。

 

全く別の会社員として、働きながら、本当の安定を模索中。←今ここ

 

地方から出てきた子の最寄り駅聞いて「その駅準急止まるけど急行は通過だよね?」といって引かれるほどの鉄オタ(猛烈に後悔中)

 

名球会入り投手の勝敗数、出身校、球団、背番号の遍歴がすべて脳内にあるプロ野球オタ変態

ちなみに野球は未経験

 

例に漏れず、お金とかわいい女の子大好き

 

さあ、誰得のやかず26年!多分3分くらいです!お付き合いくださいませませ!

 

比較的裕福で温かい家庭で育つ

 

 

僕は比較的裕福な家庭で育ちました。

両親も理解力のある温かい家庭です。感謝感謝。

 

「比較的裕福」と書いたのには理由があって、

やかず一家は普通より少し上くらいのサラリーマン家庭なのですが。

 

じーちゃん:日本三大エンジニアリング会社役員

じーちゃん兄:石油会社仙台支社長

じーちゃん弟:Wikiると出てくる元衆議院参議院議員

僕が本名を名乗らない名乗れない一因でもありますwww

 

 

要は父がお坊ちゃま。

その息子の僕は「比較的裕福」ポジションになるのでしょう。

いわゆる「一族の恩恵」みたいなのは今に至るまで、ずっとある気がします。

毎年じーちゃんばーちゃん&やかず家4人の計6人で海外旅行(すべてじーちゃん持ち)

お年玉や入学祝いは、多分クラスで1番貰っていた気がします。

詳しく知らないけど、やかず実家の都内マンションのローンもかなり負担してくれていたそうな。

結果、今に至るまで「ウチは貧乏だ」と思った記憶があまりありません。といっても決して「お金持ちの家」ではありませんが。

 

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鉄道と野球オタクのデブ少年時代

 

 

幼稚園の友達の家で「箱根登山鉄道」のビデオをみて、鉄道に初恋。

翌日以降タカヤ君の家に「はこねのビデオ。かしてください」とあまりに来るもんだから、

タカヤ君ママが折れたらしく「はこねのビデオ」の所有権が、やかず家に移りましたとさwwwww

ちなみにこの恋の病は26年たった今も不治の病です。付き合いなげーな。

 

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何かと理由をつけて、近所の赤羽駅踏切で「次は何が来るかな」と何十分も立っている。そんな少年でした。

特急白山、あさま、北斗星が来た時のテンションときたらwwwww

今はその踏切も、上記の特急もすべてなくなっています。心の風景ノスタルジー……….

 

 

 

 

小学校2年までは鉄道一筋でした。

そこにプロ野球が加わります。

福岡から来た転校生が「これ知ってる?2枚あるから1枚あげるよ」と、

僕にくれたのが

プロ野球チップスの野球カード。選手は当時ルーキーだった高橋由伸選手(現監督ですね。時代の流れよ….)

 

 

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部屋をゴソゴソ探したら捨てるタイミング見失ったエロ本と一緒に出てきました

なんだろう。多分イケメンだったので、はまったのでしょうね。

 

以来、野球やらないのに、その転校生とプロ野球チップス買いまくり、おまけに「チップス」もシャクシャク食ってたので

 

ハイ!

「鉄道とプロ野球オタクのデブ小学生」の出来上がりですwwwww(写真?絶対見せませんよ www)

クラスの女の子からの評価は推して知るべしですねwwww

 

また、はじめて観た東京ドームの試合で、仁志敏久選手の直筆サインボールなんかゲットしちゃうもんだから、すっかりプロ野球のとりこに。

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その後そのチームの大人の裏事情を知り、福岡の某球団ファンに乗り換えました。

 

 

中学高校はとにかく地元が嫌で付属校に

 

 

とにかく僕は、地元の中学に行くのが嫌でした。

地元中学は荒れてはいませんでしたが「みんなと同じスタートラインだと自分はいずれ負ける」というのが心の奥底にあったのかもしれません。

その一心で皆とは別のフィールドを求め、中学受験の塾に通っていました。

 

 

結局、中高一貫の大学付属校に6年間通うことに。

プロ野球オタクは出していましたが

鉄道オタクは女子からキモがられることは分かり切っていたので、一切隠していました。

特にいじめ等もありませんでしたが「6年間普通に過ごしたな」というのが正直なところです。

成績は中1、高2、高3が、まあまあの上位

(ただし日本史学年1位、英語数学赤点ギリギリみたいな超アンバランスでした)

中学美術部と高校水泳部もなあなあ。

「女子と一切しゃべれません」でもなかったですし、普通に友達もいました。でも本当に普通でした。

 

ただ、高校3年間3回告白してフラれても、ずっと好きだった初恋の人がいました。

この初恋のおかげで人として成長できた気がします。

 

今でも僕を「真面目で礼儀正しい」「人柄いい優しい」と言ってくださる方多いのですが

この人に振り向いてほしかった一心で身に着けた能力だと思います。

10年以上たった今でも宝物みたいな思い出です。

 

大学は付属校から内部進学のテストで、その大学に進学。

つまり大学受験は高3の年明け前に終了。

センター試験の日、僕は車の教習所にいました。

 

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就活生の苦悩がトラウマから大学生活スタート

 

 

入学直前の2009年3月の終わり、

僕にとって未だトラウマのTVを観てしましました。

ドキュメンタリー番組で、詳細は忘れましたが

 

早大生「私は学生時代に~~」

面接官「(話遮り)今ね、就職超氷河期なんだよ。即役立つ資格とかあるの?」

早大生「いえ………ですが!!学生時代に…..」

面接官「あー君もういいよ」

後日、不採用通知すら届かず。(いわゆるサイレント)

 

「先日出しました、内定通知を取り消させていただきます」の郵送。

「どうしよう、これから」と実家に泣きながら電話する慶応女子大生。

 

トップレベルの大学生の就職活動は今日も路頭に迷う…………

 

的な番組でした。

 

 

高校時代「街とか好きだし、ダイヤモンドが3個ある地所のトコ入りたいな」と寝言言っていた僕にはあまりにもショックすぎる内容でした。リーマンショックもありましたし、煽りの要素も強い番組だったのでしょうが、それは今振り返って思えること。世間知らずって怖いですね。

 

 

キャンパスライフ直前にして

早慶よりはるかに偏差値低い大学の僕は、

将来に大きな絶望と焦りが襲ってきてしまったのです。

そしてそれは、あれから8年もたった今でも僕を苦しめる大きな闇となっていきます。

 

 

不安でガリ勉やったら特待生に、そして47都道府県制覇。

 

 

大学授業初日の帰り道。いつでも動けるよう、いわゆる仮面浪人と他学部転部について調べまくりました。(結局いずれもしませんでしたが)

オレンジデイズ」のような青春学生でキャンパスライフを謳歌。という余裕は一切ありませんでした。

もちろん成績下位なんてもってのほか。単位も絶対に落とさないよう、興味ない講義も血眼になって受けていました。

ちなみに翌年の夏まで、履修したすべての講義は一番前で聴き、補講も含め無遅刻無欠席でした(←大学で皆勤賞?wwww)

 

結果、成績優秀で大学で特待生になれました。嬉しい反面「就活のネタになるかな」と、いつも頭には将来の不安が付きまとっていました。

それでも、少し気持ちが落ち着いたのか、2年次からサークルにも入り、その特待生のお金で47都道府県を全てに足を運びました。(道中ネタになったモノは今後発信しますね!!)

 

この頃から、僕は「観光」ではなく「旅」をすることが、日常の延長線上にある人間になっていった気がします。

 

民間と公務員試験の両立

 

 

就職活動は本当に必死でした。

でもロクな調べ方もしておらず「ともかく安心安定できるところに」というアンテナで動いていたため、

民間企業と公務員試験(学内講座)の精神的にも体力的にもハードな毎日を送るハメになります。

全開のクセに空回りする就活エンジンに対して、ギアとハンドルが全くか噛み合っていませんでした。

地に足がついていない状態でした。

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何者にもなれないまま大学卒業

 

 

結果、民間企業を途中であきらめ、既卒浪人覚悟で公務員試験に絞りました。

この時4年の夏。……….そして本当の親友との卒業旅行だけを残りの楽しみに。2013年3月卒業………………………………

大学で特待生までとりながら、何者にもなれないまま卒業したのは、多分僕だけでしょう。

 

合格は地獄の序章

 

 

卒業してからは「ハタチを過ぎた浪人生」

大学に通っていた方ならわかると思いますが、この時ほど社会不適合者感MAXを感じることはありませんでした。

毎日自宅から逃げるように図書館に通いつめ、やりたくもない数学の過去問あさり。両親や周りとの関係もぎくしゃくしてきました。

僕にとって2013年は今まで生きてきた中で多分1番嫌な1年です。

今でも野球WBC2013大会だけはいい気持ちで観ることができません。

 

そしてその努力の甲斐あってか、2014年5月。2年越しに東京都23区の職員試験に合格しました。しかも合格者1200人中500位で。

「これでやっとすべて終わる。ひと段落して新たにスタート切れる」と安堵したのを昨日のことのように覚えています。

 

が、これは喜びではなく地獄の序章でした。

正直この文章書くだけで胃が痛くなります。

 

東京都23区職員には「区面接」というのがあって

「23区の職員に合格した人リスト」の中から、千代田区のような「各区」がオファーをし「区面接」する形をとっています。

つまりどの区の面接も通らなければ「採用漏れ」となり、今までの苦労がパーになります。

その確率はごくごく低いもので「とは言え、上位合格者はどこかの区は採用される」が通説でした。

 

心身の限界

 

 

結果から言います。

 

僕は「採用漏れ」になりました。

合格してから、毎月どこかの区からオファーの電話があり、採用を信じて足を棒にしてその区を調べ、その度不採用通知の郵送。たらい回しされること半年

 

 

「明日区役所のこの資料コピーしよう。履歴書も練り直して。でももし落ちたら来年か、もう社会人無理かもな。となると今からでも受かるブラック求人会社入って、かつ試験勉強して…………..」頭の中はいつもこんな感じでした。

 

そしてある日、

自宅最寄り駅のホームの時計の針が夜9時過ぎくらいだったのを記憶しています。

上記のような頭で徒歩10分ちょっとの帰路につく途中

 

 

ガクン!!!!

 

最初、誰かのいたずらで膝カックンされたのかと思いました。

 

しゃがんだ状態で周りを見渡しましたが誰もいません。

「あれ?おかしいな?」すぐそばにベンチが見えたので、そこに座ろうと思いました。

が、力が入りません、足が動かないのです。

 

なんとか事実上這うようにしてベンチに座り、じばらくボーっとしてました。

そのベンチから自宅まで同じことを何度も繰り返してました。

 

帰宅。そのとき自宅の時計の針は0時過ぎ、日をまたいでました。

徒歩10分の道に3時間費やしました。

 

この事実を理解したとき、僕は、1人部屋で信じられない量の涙が出てきました。

 

 

「もうダメだ」

気が付くと僕の頭にあったのは「自殺」の2文字でした。

「こんな使えない足、切り裂いてやる」と部屋から包丁のある台所に行こうとしました。

完全に思考が狂っていました。

でも、本当に足が完全に動かなくなり、それすらできなくなりました。

僕は腕で部屋のあちこちを這いながら、いままでの人生の何倍もの量の涙を流しました。

 

「ある日」と書いたのは、本当に何月何日だったのか覚えていないからなのです。

泣きながら腕だけで部屋中を這ったあの日の僕の姿は、多分僕の人生で一番「見たくない自分」でしょう。

 

 

すべてを変えた宮古島

 

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見かねた両親が2015年1月「違う環境でちょっと休んでみたら」と

前から行ってみたかった沖縄県宮古島の旅を5日間手配してくれました。(軽く書いてますが、本当に両親もつらい毎日でした)

 

僕は「もしあのきれいな海に飛び込んだら、楽になれるかな」と羽田からの飛行機で考えてました。

そして心身がボロボロの状態でたどり着いた初の宮古島

僕の人生はひっくり返ります。

 

あの島の海の想像を絶するきれいな青。

どこまでも続く海と地平線。

そのきれいな海の大橋のたもとで、プハっと呼吸をしにきたウミガメ。

「そのへんにいる」という神様との距離感なのか、あちこちにむきだしにある鳥居や御嶽(祠のようなもの)

 

人生初のゲストハウスで「誰が成功した失敗した」なんてことで生きていない宿泊のゲストたち、競争意識のないコミュニティ。

本音をさらしても、お互いつつみこんでくれるかっこいい大人の旅人たち。

 

この宮古島で「深呼吸」することで、すこしずつこの島が僕を救ってくれているのを第六感でわかりました。

 

この島にまた来たい。この島に祝福される人生がいい。

あとで気づいたことですが、こんな考えも浮かび上がってきました。

 

宮古島の旅を終え、2015年2月から、まったく違う職種の企業に入社。

はじめは納得できず自暴自棄な一面もありましたが、尊敬できる先輩上司(←本音)に囲まれ、今では楽しく感謝しながら仕事をする毎日です。

 

 

今後は「本当の安定」と「あの日の自分を迎えに行く」

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別の記事で詳しく書きますが、会社での仕事もそこそこなれた2016年9月から、

「歩けなかった自分」を覆すため。東京から京都までの東海道五十三次」500kmを「歩き繋げ」ました(一気にではなく。休日を使い静岡~浜松。滋賀~京都。といった感じ)

今年2017年2月にゴールをし、その延長として大阪、神戸、淡路島、四国と

その距離を700km伸ばしています。(このブログを書いた2017年7月31日 時点で淡路島まで)

「歩けなかった足で700km歩いた」事実は、過去の僕と、このブログを読んでくださった誰かの心に伝わることを願ってやみません。

 

 

そして2017年4月にふとしたきっかけでご縁があったプロブロガーあんちゃさんのもと(?)ブログ発信といわゆる「複」業にチャレンジ

「会社員とフリーランス」で本当の安定を考えていきたいなと思っております。

だから「稼げる手段」になるかもしれない「鉄道と野球」という僕の強みを冒頭にタラタラ書かせていただきましたwww

 

 

もうひとつ!!

「人生終わらせようとおもった宮古島」で「フルマラソン」に挑戦して

宮古島に「あの時はありがとう!僕はとりあえず元気になれました」と報告しようと

2017年10月29日の宮古島マラソン大会に向けて、素人なりに走りこんでいます。

結果はどうでもいいです。宮古島に祝福してもらえれば。

 

そしたら次は「同じ挫折を味わった人」に「人生楽しいよ」という道しるべみたいものに僕自身がなりたいと考えています。

 

なにができるか分かりません、なにもできないかもしれません。

でも「なにかできるかもしれない」と思わせてくれる同世代の仲間に最近出会いっぱなしです。たとえばプロ無職のるってぃさんとか

多分今は「貯金」より「貯信(信用)」の時代です、

発信力を高めつつ、これから僕は残りの20代駆け抜けていく所存でございます!!!

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!!

ここまで読んでいただいた、画面越しのあなたとは、いつ、どんなご縁でお会いできるでしょうか。

お互い笑顔になれたら、最高ですね!!!!

 

楽しみにしています!!!!!!!